今回は爆テクの破損率最多のムニキスの角についてDSCF4507
新品で購入したのに一部が破損していた、または正常な動作をしなかった場合は
セガトイズお客様サポートセンターに問い合わせると新品と交換してくれた時代もあったと
聞きます。

しかし、爆丸が終了して数年が経過している今ではサポートセンターに
問い合わせても昔のような対応はしてもらえないでしょう。

ましてや中古で購入した爆丸や数年遊びボロボロになっている爆丸は当然サポートの対象外

では、このボロボロになった爆丸達はどうすればいいのか?


爆丸を競技の駒として購入していた人は試合をしなくなれば倉庫の奥深くにしまう、または
捨てるか売るかを考えると思います。

しかし、コレクションとして購入している場合はコンプリートを目指すため一つとして
失うわけにはいきません。

セガトイズの助けはもうこない、スピンマスターには日本語は通じない⋯どうするか
そう、自分で修理するしかありません。
今のコレクターには収集能力だけではなく、全ての爆丸を修理する技術力が必要なのです。
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今回の修理は破ムニキスの角なのですが、中古市場でまとめて販売されている物の中に
ムニキスが混ざっているとかなりの高確率で角が破損しています。

スフィア状態なのに羽の部分が片方開いている、または
両方開いていた場合は99,9%角が折れています。
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ムニキスの角の先端は厚み1mm以下の薄さで非常に脆い上にスフィア状態時には
羽を押さえつける役割を果たし、常に負荷のかかった状態にあります。
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角で羽を押さえつけている爆丸は破ムニキスと焔ドラガオンのみなのですが、ドラガオンは
角の太い根本で羽を押さえつけているのに対してムニキスは角の先端の細い部分で羽を
押さえつけているため僅かな衝撃でも破損してしまいます。


(初陣デッキチームドラガオンver.では改良され角の先端が旧来の物より倍近い太さになり、
腕と羽部分に新しく爪が追加され翼部分を角で支える必要すらなくなった)

(煌ドラガオンの場合は首の後ろで羽を抑えるように改善されています。)


ムニキスは爆テク初期に出た爆丸ということもあって思い入れがある人も多いでしょう。
壊れているから手放そうと考えている場合は一度この修理方法を試してみるのが
いいかもしれまんせん。


■修理するにあたって用意する道具は下の写真にある物だけです
(針金はできるだけ細いものが良い)
■除光液は最後に塗装を塗り替えたい人用なのでなくても問題ありません
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(瞬間接着剤は3000ゼリー状が便利)
セメダイン 瞬間接着剤 3000 ゴールドゼリー状 スリム CA-076 P3g
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■先ずはムニキスの角を取るのですが、ガッチリはまっている為角を前後に少しずつずらし
ながら取るか、両側をペンチで引っ張ってとります。

■塗装が取れても、中のかみ合わせ部分が折れても気にせず取りましょう。
(塗装をしない場合は角を取る必要はありません。)

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■角の内部はかみ合わせがあり左右でズレないようになっています。

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■取る際にかみ合わせ部分が折れてしまいましたが見えない部分なので
瞬間接着剤でつければ問題ありません

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■最後に塗装をする場合はこの段階で除光液を使い塗装を剥がします。
(除光液を使えば簡単に塗料が溶けますが、露出したプラスチックも
溶かすため拭きすぎには注意)

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■角の先端があった部分に深さ1ミリ程度の小さな溝を掘ります。

■100均等に売っている手動のドリルで十分です(太さは0.8mm)

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■溝に2ミリ程度に切った針金を差し込みます

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■元の角の尖端と同じかちょっと短い位なら問題ありません

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■針金部分に瞬間接着剤の3000ゼリー状を塗って厚みを出します

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■とろみのあるゼリー状なので垂れる心配もなく2,3日すればカチカチに固まります

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■固まってくると濁った色になる

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■厚みや長さがたりなければ、また上塗りしていきます

■触ってみて完全に固まっていれば、はみ出している部分を削って調整

■針金が少し出ていても、針金ごとけずります

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■最後に修復部分が気になる人は塗装をしてから、ムニキスに角を取り付けます

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■このムニキスは塗装をせずに修復したもの

■ここまでくれば問題なくスフィアモードにもなります

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■塗装は自分の好みで

■これはムニキスのサブカラーの赤に合わせてみました

■塗装をしてしまえば折れていた部分がまったくわからなくなります


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■色塗りはガンダムマーカーで塗りました

■ガンダムマーカーの赤はテカリが酷いのでツヤ消しを使用

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■これはムニキスのメインカラーの黒で統一感を出してみました

■これも角の尖端が左右で形が少し違いますが、塗装で折れ目は気になりません

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修復が完了したら、またスフィアモードからの華麗なポップアウトを堪能してください
自分で修復した爆丸は特に愛着が湧くことでしょう

(※修理、改造等は自己責任のうえでケガなどしないようご注意ください)