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■ドラゴノイドの歴史

 シーズン1から続くドラゴノイドの歴史を知らずして、ドラゴノイドDXの凄さを理解
するのは少しばかり難しいかもしれません。今回初めて爆丸を知った方や爆テクしか
知らなかったという方は、まず最初にドラゴノイドがどう変化し続けてきたのかを知って
いただきたいと思います。

下の表はバトルブローラーズ、ニューヴェストロイア、ガンダリアンインベーダーズ
メクタニウムサージのアニメで活躍したメイン形体のドラゴノイドです。
イラスト



■大腿と下腿

 上の表を見ると分かるようにドラゴノイドは進化するたびに造形が複雑に変化して
いますが、足に関してはどのドラゴノイドも同じような形をしているのが分かります。

これは磁石(MG)が埋め込まれている場所の関係でこれ以上足に変化を加えることができな
かったためと思われます。しかし、ドラゴノイドDXの場合はDX爆丸の特性上磁石が上部に
あるので、これまで制限されていた足の造形の自由度が大きく上がり大腿と下腿を完全に
再現できるようになりました。
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そして磁石(MG)部分を地面に付けておく必要がなくなったことで、爆丸の弱点
だった長い足の自動変形が可能になり、これまで以上に変形ギミックを楽しめる
ようになっています。

体の中で一番大きな筋肉がある大腿が付くことは、おもちゃの爆丸に強靭な
肉体と力強さの表現という、これまでにはなかった新しい爆丸の姿を見せて
くれました。
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■大きな変化

 そして36mm球になり、これまでは体積と強度の問題により難しかったと思われる
巨大な尻尾を付けられたことが、爆丸バトルプラネットのドラゴノイドで一番大きな
変化ではないでしょうか?

大きな尻尾の利点は力強さの表現や全体がバランスよく見えるだけでなく、細かな
模様を描けるようになったことで固く分厚い鱗を纏った尻尾をイメージしやすくなり、
リアルなドラゴノイドにより近づいたことでしょう。
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大きな尻尾と際立つ鱗の模様がドラゴン型爆丸の格好良さをより強調しています。
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■塗装の変化

 これまでの爆丸シリーズは特殊なシリーズを除き成形色は1種類しか使われていません
でしたが、爆丸バトルプラネットシリーズでは2種類の成形色を組み合わせた爆丸が多く
見た目がカラフルになったことで、見る楽しみが大きくなりました。

ドラゴノイドDXは赤色とオレンジ色の2種類の成形色が使われているだけではなく、
オレンジ色の成形色に赤色の塗装をすることで、腕や翼の立体感が強調されています。
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そして驚くことに爆丸バトルプラネットシリーズでは翼の内側にまで塗装がされている
ため、これまでとは違いスタンド後もカラフルで見栄えの良いものになりました。
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■DX爆丸の球体

 爆丸を転がすためには球体にする必要があるのですが、ドラゴノイドDXを含む
DX(ULTRA)シリーズはこれまでにない新しい変形パターンと細かなパーツを多く
組み合わせた高いクオリティの造形に重点を置いているため完全な球体にすること
はできません。
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 爆丸の最大の魅力である球体からの瞬間変形。しかし、完全な球体でなければバクコア
に向かって転がしてもあらぬ方向に転がり思い通りにスタンドさせることができないため
何度もチャレンジをしなくてはいけません。ここに完全な球体にしなかったもう一つの
理由が隠されていると私は思います。

それはきっと、失敗を乗り越え回転ジャンプからの着地が決まった最高の一瞬を味わう
ために、スピンマスター社から私達に課せられた試練なのでしょう。
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