
競技爆丸で遊ぶためには絶対に必要になるカードが2種類あり、一つはアビリティカード
もう一つはゲートカードです。今回は爆丸が自立するのに必要なゲートカードを自分好みの色や模様にして、コレクションの美しさをより引き立てるために改造したいと思います。
普通はカードと言ったら厚紙にイラストや文字が印刷されたものにPP加工したものですが、
爆丸ではポップアウト(瞬間変形)をする装置を起動させるトリガーの役割があります。
爆丸のゲートカードは通常のカードよりも分厚く重さがあり、よく見るとカードの中に
薄い鉄板が挟まれているのが分かります。
皆さんにも経験ががあると思いますが、ゲートカードは遊んでいると爆丸に
弾き飛ばされたり、落とした重みでカドが潰れたりとすぐにボロボロになりますよね。

(※ボロボロになってしまったゲートカード)
今回はそんなボロボロになってしまったカードを再利用して
爆丸の輝きをより引き立てるための格好良いカードにしてみたいと思います。

(※大理石風シートで作ったオリジナルカード)
■下にある2枚の写真を見比べると、似たような環境でも敷くカード1枚で
写真写りに差が出てしまうのがよく分かりますね。


■それではオリジナルカードの制作をしていきたいと思います。
使用するのは同じ物がかぶってしまっているカードやボロボロになって
汚くなってしまったゲートカード。
色々な種類のカードを作りたい場合は複数枚用意してまとめてやると楽です。

■先ずはゲートカードの鉄板を取り出すために表面の厚紙を剥がしていきます



■反対側も剥がします


■今の状態では綺麗に剥がすことはできないので、この程度剥がせれば十分です
表面のPP加工された透明のフィルムさえ剥がせていれば問題ありません。


■全部剥がしたら水を入れた容器にカードを30分から60分程度浸します。
のりが溶け出すので使い捨てできる100円均一の鍋や容器を用意しましょう。


■鉄板に付着している紙がふやけているのを確認して取り出します

■取り出したらヘラを使ってふやけている紙とのりを剥がしていきます。
これも100円均一で売っているヘラで十分です。

■ガリガリと削りましょう、鉄板が傷ついても問題ありません。

■紙はほぼ剥がせたので、残っているのりを剥がします

■これも力を入れてガリガリと削ります

■綺麗になりました。

■表面に付着しているカスを拭き取ったらシートを貼り付けていきます
100円均一で買った黒と白の大理石風のシート
裏側がシールになっている物を選びましょう

■表面は光沢があり本物の大理石のように見えて綺麗です

■裏はシールになっているので剥がして貼るだけ

■シートに鉄板を合わせて少し大きめに切っていきます

■シートを適当な大きさに切り取ったらシールの部分を出します

■空気のが入らないように、ペタンと貼り付けましょう。

■鉄板に沿って切り取ります。
本来ゲートカードは爆丸を転がした際に乗り上げるための遊び部分がありますが
今回はコレクションを飾るための物なので、遊び部分は作らず鉄板と同じサイズで
切り取っていきます。

■綺麗に切りとるとクレジットカードのような凄みが出てきます。

■反対側も同じように貼り付けます
この時裏側に別の模様のシートを張ってリバーシブルにするのもいいかもしれません。

■黒い大理石風鉄板入りカードの完成

■こっちは白い大理石風鉄板入りカード

■ちょっと変わったシートを使ってみました。

■表面にわずかなざらつきを感じさせるマッドな鉄板入りカード

■爆丸を全方位から眺めたい人には鏡面仕上げカードがおすすめです
100円均一でミラーシートも売っているみたいですが今回は磨いて輝かせてみます。
順番にペーパーをかけます
1000番→1200番→1500番→2000番

■ペーパーをかけ終わったら今度はコンパウンドで仕上げていきます
粗目→細目→仕上げ目→セラミックコンパウンド
余談ですが、コンパウンドがあると細かな傷を消せるので、ブリスターを磨いて
透明度を上げれば中のフィギュア(爆丸)が良く見えるようになります。

■かなり光りました。

■左側が何もしていない鉄板、右側は磨いた鉄板です
全ムニキスの写りこみが段違いですね。

■鏡としても使えます

■これにはドラゴノイドもニッコリ

■今回はこの4種類を制作しました。





■爆丸を置くとこんな感じになります。





■少し手を入れるだけでボロボロのカードを綺麗にすることが出来るので
大切な爆丸を飾る際には自分好みの素敵なカードにアレンジしてみると
いいかもしれません。